ボクとワタシの航海術

子どもの「真実の声」に耳を傾ける

子どもは、無知な存在ではありません。

大人の想像をはるかに超える、たくさんの豊かな感情に溢れ、その奥にある「願い」を本能的に感じています。

同時に、自分以上に親や周囲の大人たちの「願い」に応えたいと願っています。

自分の言動によって大人をがっかりさせないようにと、自分にとっての「願い」や「真実」は後回しにされていきます。

子どもたちの「真実の声」に耳を傾ける。

社会的な正しさや「べき」によってかき消されたり、誰にも聴いてもらえずにのみこんでしまった「声なき声」が、言葉として表現されるまで、静かにじっと耳を傾ける。

すると、どんな子どもからも必ず「真実の声」が現れます。

その子にとっての「真実の声」は、何よりも力強く、圧倒的な美しさがあります。

子どもたちが安心して「あるがままの自分」や「真実の声」を表現し、誰からも評価・判断されることなく、そのまま受容される場。そして、安心があるから挑戦していける「本当に願うありたい自分」を描き、探究していく場。

それが、ボクとワタシの航海術です。

「自分らしさ」を探究しよう

"自分らしさ"を大切にすると、
周りの人の"その人らしさ"も大切にできる。
誰もが「そのままの自分」を丸ごと愛して、
自分らしく生きることを互いに応援しあえる世界へ。

あなたと一緒に考えてみたいことがあるんだ。

“自分らしさ”って何だろう？学校でも塾でも、誰も教えてくれないこと。それは「自分は本当はどうしたいのか？」っていうこと。

自分ひとりの中に、いろんな自分がいる。
友達と仲よく遊びたい自分。1人でいるのが好きな自分。
自分がやりたいことを通したい自分。
友達と意見が違ったときに、つい自分の意見をひっこめちゃう自分。
大人に怒られて、納得いかないのに面倒くさくて「ごめんなさい」と謝る自分。

笑ったり、怒ったり、くよくよしたり、ドキドキしたり、自分の中にいろんな「気持ち」がある。そんな「気持ち」の奥には、自分が「大切にしたい何か」がきっとある。

どんな自分も「いい自分・悪い自分」なんてない。
大事なのは、いろんな気持ちの奥にある「自分が大切にしたい何か」に気づくこと。
誰かにとっての正解じゃなくても、自分にとって「真実」だと思えたらそれでいいんだ。
私たちはひとりひとりみんな違う。誰かと自分を比べなくていい。
何かができてもできなくても、あなたはあなたのままで大丈夫。
あなたがあなたであることが、何よりも力強く美しい。
"自分らしさ"を大切にすると、周りの人の"その人らしさ"も大切にできる。
お互いの"らしさ"を認め合い、大切にしあえたら、本当に深いつながりを感じられる。
誰もが"自分らしく"輝いて生きることを、互いに応援しあえる世界を一緒に創っていこう。

講座概要　〈親子向け講座：基礎編　半日〉

対象：
小学3年生以上の子どもと保護者

概要：
□「いい子・悪い子」ってどんな子？
□「感情」って何だろう？
□感情の奥にある「自分の願い」
□本当にありたい自分を描く

開催日時：
現在は、夏休み等の長期休暇に不定期開催しています。
主催を希望される方や団体は、お気軽にお問い合わせください。

お申し込み方法

開催が決まり次第、トップページにてご案内いたします。
また、Facebookのグループページにてご案内をしておりますので、ご興味のある方はご登録ください。
--------------------
ファミリーコンパスコミュニティインフォ（facebookグループページ）

参加者の声（公立小学校５年生の授業アンケートより）

①今日の授業でどんな学びがありましたか？
・自分は自分のことを何一つかくさずに、自分のありのままでいい。自分の本当の気持ちは、自分にしか分からない。

・びんにはられたラベルのように、人がわたしを「○○な人」ときめるけど、ほんとうの自分はそうじゃないと学ぶことができた。

・「行動は本当の自分ではない」私はそれが心に残っています。
みんなに喜ばれる行動をする事はいい事だけど、決して自分らしさをなくしてはいけないという学びがありました。

・今日は、自分らしく生きようと思いました。そして、自分のダメなことはない、と言うことが分かったきがします。

②今日から取り入れたいものはなんですか？
・自分の本当の気持ちで生きていく。

・さいごにきめた大切なことの「信じる」「自分らしさ」を大切にしていきたい。そして、ほんとうの自分をだしていきたい。

・今日からは、もっと自分らしさを取り入れ、みんなの気持ちを考えながら行動はするけど、自分らしさと自由などの気持ちはわすれずに行動したいです。

・みんなを信じるために、どんどん対話してってかんけいを作ります。